ダザウンモン満月でメゼリプートゥを食べました。

2023年11月27日は、ミャンマーでダザウンモンの満月にあたり、日本語学校の学生たちと祝いました。

ダザウンモンとは、11月の満月の日のことを指します。
ミャンマーでは、この日は仏教と関連していて、僧侶に感謝をする日です。

また、この日には、カッシア(Cassia Flower)のつぼみを使った料理を食べる風習があります。
カッシアとは、黄色い花が咲く、東南アジア原産の植物です。。
黄色い花といえば、ミャンマーでは、他にもパダウという4月頃に咲き誇る有名な花がありますが、
それとは別の花です。ミャンマーでは黄色い花が好まれるようです。

ダザウンモンの日に食べるカッシアを使った料理は、メゼリプートゥといいます。
(ミャンマー語でカッシアを”メゼリ”といいます。”プー”はつぼみのこと、”トゥ”はサラダです。
要するに、”カッシアのつぼみサラダ”ということです。)

メゼリプートゥ(カッシアのつぼみサラダ)は、少し苦みがあります。
ミャンマーではこれを食べると健康で長寿になると言われています。
日本の七草がゆと同じ起源の風習なのかもしれません。

実は、食べる時間も決まっていて、今年は朝11時35分から朝11時45分までの10分間と、
夜6時5分から夜6時15分の10分間でした。時間は、占い師が決めるようです。

来年の1月7日には、学生たちと七草がゆを食べる日本文化紹介イベントを開催しようと企画しています。

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